家の間取り リビング階段 リビングの中に階段とは？考え方。

昔ハマってかなり聞いていたガールズバンドSCANDALさんを

最近また聞いている事の多いディーゼルです。

今回は私達のディーゼルハウスでも採用した間取りの一つ

「階段の場所」に関しての記事となります。

実はこの階段の位置の話をした際に妻とも話したのですが、

私の実家は階段が玄関にあり、妻の実家はリビング階段でした。

リビング階段というのが、ちょっと参考画像がおしゃれすぎますが、

上の画像のようにいわゆるリビングの中に２階への階段が

入っているような間取りの事を言います。

階段が「玄関」「リビング」のメリットとデメリット

最初に申し上げておきますが、今回のテーマである

「階段の場所」ですが、メリットデメリットは当然それぞれ

あるのですが、結果的にはそこで決めるというよりは

その人の環境によって判断いただくのが一番だと思っております。

基本的にメリットデメリットに関してはほぼ対称的な物となると思います。

「独立階段」「玄関階段」はリビングとの繋がりがない。

リビングから見て、いわゆる別空間という感じになるので、

良く言われるリビング階段は寒い。という事が少なくなります。

リビングにある暖かい空気が階段を通じて上に行く事が少なくなる。

当然生活していない上の冷たい空気が下に降りてくる事も少ないです。

暖房効率は玄関階段の方が良いと言えるでしょう。

またリビングから２階への階段までに扉を挟むので、

「音」「匂い」という点でも遮断性が期待できます。

「音」に関しては上り下りの足音はもちろんの事、

例えば１階で見ているテレビの音が２階で勉強中の子どもの邪魔をしたり

２階で子供が音楽を聴いていたり、友達と電話したり、

なんて音が下に聞こえてきたりする事がリビング階段に比べて、

少ないと言えるでしょう。

「匂い」に関しても思春期の子どもが部屋で強い芳香剤を使ったり、

リビングで匂いの強い、「焼肉」「お好み焼き」などをした時にも

リビング階段よりは下から上へ、上から下へ行く事が少ないと言えます。

リビング階段はリビングと繋がりがあるからこその強みが

リビングと階段に繋がりがあるリビング階段ですが、

独立階段とは違ったメリットがたくさんあります。

まずは独立階段よりスペース少なく間取り計画を建てれる場合が多い

という点が一つメリットですね。

我が家も３０坪程度と、かなり小さいお家になっているわけですが、

独立階段と違いリビング内のスペースを利用する場合が多いわけ

ですので、スペースは少なくてすむ場合が多いというわけです。

また視覚的に上下の動きが目に見える為か、

比較的部屋が広く見えるというのもメリットでしょうか。

次にリビング内に階段があるという事は多くの場合

お子さんが部屋に行くまでに必ずリビングを通る必要があると

いう点です。

家族内のコミュニケーション。

「行ってらっしゃい」「行ってきます」「ただいま」「おかえり」

など自ずと交わす事になります。

思春期の頃に難しいと考える方もいますが、

やはり家族内とはいえ、コミュニケーションは大切です。

結果的には家族構成。人数、生活パターン次第。

色々と考えてきましたが、結局は人によって環境が違うので、

正解はない物だと思います。

冒頭で申し上げましたように

私の実家は独立階段。

「２世帯住宅」「家も４０坪超えで広め」「１階にも部屋あり」

妻の実家はリビング階段。

「子供は二人とも女の子。笑」「３３坪位の大きさ」

色んな理由は当然有りますが、

家を建てる夫婦、家族の人数、環境。

今後の展望などによってメリットがデメリットになったりも

すると思いますので、

色々と考えて計画する事をお勧めします。

最後に我が家がリビング繋がりの階段にした理由は

「家族のコミュニケーションを大切にする家庭にしたい。」

「親との同居の予定は今の所ない。」

「３０坪程度と小さ目で間取り的な問題。」

などです。

少しでも計画中の皆さまのご参考になれましたら幸いです。

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